Midjourneyでロゴデザインの副業は稼げる？評判と実績

Midjourneyの副業のおすすめポイントは？

①絵心がなくても大丈夫
②すぐ実践できる
③デザインスキルを磨ける

この副業の注意点は？

①Midjourneyは日本語非対応
②無料では使えない
③商用利用は細心の注意が必要

この記事は、、、

Midjourneyを使ってロゴデザインを作る方法と、副業として稼ぐためのポイントを解説します。この記事は初心者でもわかりやすいように専門用語を極力減らして書いたので、ぜひ参考にしてくださいね。

手軽に使えて人気が急増している画像生成aiですが、上手に利用するためにはコツを掴んだり注意点を把握したりしなければなりません。Midjourneyは人気のaiサービスとして多くの企業や個人が利用していますが、取り扱いには十分注意しましょう。

	Midjourney
総合評価	4.0
収益性	3.0
初心者の挑戦し易さ	5.0
必要な時間	6.0

ロゴデザインは誰でも作れる時代

デザインの知識がなくてもロゴデザインができる

画像生成aiが台頭してきた現代では、デザインの知識や絵心がなくてもロゴデザインが作れるようになりました。いちいちデザイナーが製作する必要がなくなったため、ロゴデザインを作るための選択肢が増えたとも捉えられます。

ただ、aiを使ってまでロゴデザインを作るのは面倒だという人もいるでしょう。
画像生成aiの技術が発展しているからといって、いきなりロゴデザイン製作のニーズはなくなりません。これまでロゴデザインを作ったことがなかった人も、コツさえ掴めばデザイナーとしてロゴデザイン販売ができるようになります。

大量の時間をかけずに効率よく稼げるため、ロゴデザイン製作・販売はaiを使った副業として人気です。上手に活用すれば、ほかの副業より多くの収入をゲットできるかもしれません。

Midjourneyはロゴ作成にもおすすめ

画像生成aiツールは数多くありますが、そのなかでもポピュラーなツールがMidjourneyです。
著作権はMidjourney属するものの商用利用ができ、多くの企業や個人が活用しています。

実際にMidjourneyを使ってロゴデザインを作っている人もいるため、コツさえ掴めば誰でもトライできるでしょう。インターネットで検索するだけで有用な命令方法やデザインのやり方が見つかるため、何かわからないことがあったときも問題を解決しやすいです。

Midjourneyとは

画像生成aiとして有名なMidjourneyですが、そもそもどんなサービスなのでしょうか。

類似サービスと比較しつつ、
なぜロゴデザインを作るのにMidjourneyが利用されているのか人気の理由を探ってみましょう。

Midjourneyが人気な理由

Midjourneyが人気を集めている理由は、非常に高精度な画像が出力されることにあります。
写真のように鮮明な画像や厚塗りのコンセプトアート、幻想的なファンタジーイラストなど、準備や手間がかかる画像もMidjourneyなら素早く量産できます。

動画やブログ、SNSなどに使うちょっとした画像を探しているとき、ロイヤリティフリーの画像素材を探すこともできますが、少し面倒に感じたことはありませんか？

だからといって、自分で写真を撮影したり、イラストを描いたりするのも大変ですよね。

そんなときにMidjourneyを使えば、極めて短時間で自分の欲しい画像が手に入ります。
欲しい画像の情報をテキストで伝えるだけで、クオリティの高い画像を気軽に得られるという便利さがMidjourneyの人気を向上させたのです。

さまざまな学習データを持っているMidjourneyは、もちろんロゴデザインの作成にも適しています。
ロゴデザインっぽくイラストを生成するための命令文（プロンプト）がたくさんあるため、実例を参照しながらかんたんにアイデアを具現化できるでしょう。

ほかの画像生成aiとの違い

Midjourneyとほかの画像生成aiとの違いはいったい何でしょうか？
もっともわかりやすい点は、誰でもかんたんに利用できることです。インターネット環境さえあれば、パソコンのスペックなどの周辺環境を整える必要はありません。

ダウンロードして使うタイプのaiがある一方で、MidjourneyはDiscordという音声通話・チャットサービスの拡張機能としてリリースされました。Discordは低スペックのパソコンでも利用できるため、周辺環境がネックとなって利用を断念することはないでしょう。また、Discordはアプリ版もあるためスマホからの利用もOKです。

反対に、無料では利用できないという問題点もあります。
Stable DiffusionやStable Diffusion、Canvaなど、無料で使える画像生成はたくさんあるので、十分に比較してから利用しましょう。利用頻度によっては無料aiのほうがお得になるかもしれません。

また、Midjourneyは日本語非対応です。厳密には日本語でも画像を生成できるのですが、クオリティが著しく低下します。英語が使えない人は利用方法をマスターするまでに時間がかかってしまったり、思うように画像が作れなかったり、苦労が増える可能性があります。

画像生成aiを選定する際は「利用できる条件」「無料かどうか」「日本語に対応しているか」を考慮しましょう。

ロゴデザインの基礎知識

Midjourneyの特性を知ると同時に、ロゴデザインの基礎知識についても把握しておきましょう。
いきなり白紙の状態からロゴ作成に挑戦するより、コンセプトを決めたりアイデアを固めたりする工程がスムーズに終わります。

基礎知識を入れることで初心者っぽさがなくなれば、売上アップにもつながるため学んでおいて損はありません。

パターンを覚える

ロゴデザインには、いくつかのパターンがあります。
まずはどんなパターンがあるのか、身の回りにあるブランドや商品のロゴをチェックしてみましょう。典型的なロゴデザインの例は以下の通りです。

①タイポグラフィ：文字中心のデザイン。Amazon、Googleなど。
②アイコン・シンボル：アイコンやキャラクターなど、商品や会社などの象徴を表現するデザイン。Apple、スターバックスなど。

③①と②を組み合わせたもの：セブンイレブン、ソフトバンクなど。

ちなみにMidjourneyは文字生成が苦手なので、基本的には②のロゴデザインを作ることになります。ただし、どうしても文字をあしらったデザインがいい場合は、アルファベット1文字を指定して作ることができます。

たとえば「Example」という文字列を指定すると崩れたロゴが出力されますが、「E」という文字だけを指定するとEの形をあしらったロゴが出力されます。

見やすさや配色を大切に

ロゴデザインは見やすさがもっとも重視されるデザインです。
ロゴは表示することでブランドや商品のイメージを伝えることが主目的なのに、周囲に溶け込んでしまっては意味がありません。

また、印刷するときに利用しやすいかどうかも重要です。
同系色や同じトーンで統一された配色はキレイですが、モノクロに変換するとメリハリに欠けた地味な印象になってしまいます。一色で印刷しても映えるかどうかを基準にロゴを作成すれば、あらゆるシーンに対応できるデザインを生み出せるでしょう。

また、正方形に収まるデザインにすれば、アプリやWebサイトなどのアイコンにも使えます。Webサービスのロゴを作る場合や、インターネットで商品を宣伝する場合は正方形のロゴデザインも用意しておくと汎用性が高まるでしょう。

反対に、ロゴを使用する場所が限られている場合は自由にデザインしても問題ありません。利用シーンを考慮して、目立つデザインがいいのか、親しみを持ってもらえるデザインがいいのかなど、オリジナリティのあるアイデアを集めてみましょう。

普遍性とトレンド感をミックス

ロゴデザインの多くは、長期間にわたって使用されます。最新のトレンドを取り入れすぎると、数年後に時代遅れな印象がついてしまい、ブランドや商品にマイナスイメージを与えてしまうかもしれません。

伝統的なロゴデザインや大企業のロゴデザインをあらためて確認してみてください。
注意深く観察すると、どれもシンプルで普遍的ではありませんか？ロゴデザインの多くがシンプルな理由は、普遍性とトレンドをある程度担保できるからです。

線が少ないシンプルなデザインは近代的である一方、時代に左右されない堅実なイメージも与えられます。普遍性とトレンド感の微妙なバランス感覚こそが、愛されるロゴデザインを作るためのポイントです。

Midjourneyでロゴデザインを作るときも、「simple」「minimal」「flat」といった言葉が多用されます。普遍的なデザインを作るために、これらのワードを増減させながら命令文を作るといいでしょう。

Midjourneyでロゴを作ろう

Midjourneyでロゴデザインを作るための基礎知識がわかったところで、ここからは実際にMidjourneyでロゴデザインを作る方法を解説します。

①ロゴデザインのコンセプトを固める

依頼主や自分の希望に応じてロゴデザインのコンセプトを固めましょう。
たとえばコーヒーショップのロゴを考えるとき、老舗喫茶店のようなレトロ感を出すのか、都会的でスマートな印象を持たせるのかではまったく雰囲気が異なります。

また、ロゴをどこで使用するのかも重要です。ロゴデザインの基礎知識の項目で言及したとおり、モノクロ印刷に耐えられるシンプルなものがいいのか、目立つ看板やバナーに使うようなカラフルなものがいいのか、コンセプトによって作りたいロゴデザインの方向性が見えてくるでしょう。

②プロンプトを入力する

ロゴデザインのコンセプトが固まってきたら、そのコンセプトを細かく言語化してみてください。「ナチュラル」「レトロ」「スマート」といった感覚的なものでも構いませんし、「緑」「サーモンピンク」「黒と黄色」というように色を指定するのもいいでしょう。「幾何学模様」「お花」「ネコ」というようにアイコンやキャラクター化しやすい単語もおすすめです。

ある程度単語ができたら、文章に書き起こします。たとえば「シンプルな桜の花でできたピンクと青のロゴデザイン」といった感じです。あとは出来上がった文章を英語に翻訳し、Midjourneyで出力します。

上記の例を英訳し、Midjourneyで出力しやすい形に直すと、以下の通りになります。

「vector graphic logo of cherry blossom, pink and blue, simple minimal –no realistic photo details」

「logo of」というワードを含めるとロゴデザインらしい画像が生成されやすいです。また、除外したい条件は「–no」というワードのあとに含めるとイメージ通りの画像に近づけられます。

③微調整する

Midjourneyから出力されたロゴデザインを見て、気になるポイントを洗い出しましょう。
たとえばリアル寄りのデザインが出力されたら「minimal line」「flat vector」といったシンプルなデザインが出力されやすいワードを追加します。

満足のいくロゴデザインができたらMidjourneyでの作業は完了です。必要に応じて背景を透過させたり、文字と組み合わせたデザインを作ったり、画像編集ソフトで微調整を重ねましょう。

Midjourneyで作ったロゴを売ろう

せっかくロゴデザインをつくっても、販売する場所がなければ意味がありません。ここからは、Midjourneyで作ったロゴの販路を紹介します。

スキル販売サービス

もっとも一般的な販売プラットフォームはスキル販売サービスです。
日本で代表的な会社は、「ココナラ」や「SKIMA」などがあります。

スキル販売サービスとは、その名の通り自分のスキルを販売する場所です。ロゴデザインのほかにもWebライティングや営業代行、コンサルティングなど、自分の得意分野を販売している人がいます。ロゴデザイナーとして自分の作例を紹介し、顧客を獲得しましょう。

また、スキル販売サービスではロゴデザイナーとして商品を販売することもできますが、講師としてロゴデザイン作成のノウハウも教えられます。ロゴデザインを作るのに慣れてきて、教えるほうが性格に合っているかもと感じた人は「ストアカ」「タイムチケット」「Udemy」といったレクチャー系のスキル販売サービスも利用するといいでしょう。

クラウドソーシングサービス

スキル販売サービスで自分のできることをPRするほかに、クラウドソーシングサービスを利用するという方法もあります。代表的なサービス例は「ランサーズ」「クラウドワークス」などです。

クラウドソーシングサービスの特徴は、依頼者がスキルを持っている人を募集できる点にあります。すでに募集されている案件のなかから自分で応募できるものを探し、マッチングが成立したら成果物を納品します。

コンペ形式のものであれば気軽に応募できますし、採用されればまとまった報酬が手に入る点がメリットです。ただし、条件がいい案件は倍率が高いため、それなりの技術力とプレゼン力が必要になります。

Midjourneyの注意点

著作権の取り扱いは厳重に

昨今、aiを使った画像生成には著作権に関する問題点が数多くあると指摘されています。日本ではまだ法律が十分に整備されていないため、もしトラブルが発生したときに十分な保証を得られないかもしれません。

あまりにも既存のデザインに似ているものを商用利用したり、著作権に触れる可能性があるものを自分のデザインだと主張したり、トラブルのもとになりそうなことは避けましょう。

個人のうちで楽しむだけなら問題ないことでも、商用利用する場合は特別な注意が必要なケースもあります。とくにロゴデザインは多くの人の目に留まるものですから、注意しすぎるくらいで十分だという考えの人もいるでしょう。たとえMidjourneyでは禁止されていないことでも、依頼を受けた企業や個人のルールでは違反対象になることもあります。

心配な人はMidjourneyで作ったロゴをそのまま使うことは控え、アイデア出しのツールとして使うことを推奨します。自分のデザインスキル向上につながるため、長期的な目で見れば、生成画像をそのまま流用する人より希少価値が高い人材として重宝されるようになるでしょう。

Midjourneyだけでは完全なロゴを作れない

Midjourneyではたくさんのロゴデザインを生成できますが、あくまで補助ツールとして使うことをおすすめします。なぜかというと、Midjourneyで作ったロゴの多くは、そのままの画像データではロゴデザインとして使いにくいからです。

まず、Midjourneyで作ったロゴデザインはペイントソフトで自ら描いたイラストなどと違って、レイヤー分けがされていません。軽微な修正や背景透過ができないので、何らかの画像編集ソフトで注意深く加工する必要があります。

また、デザイナーが作ったロゴデザインの多くは「ベクター形式」で作られています。一方、Midjourneyで作ったロゴデザインは「ラスタ形式」です。ラスタ形式は高精細な写真などを描写するのに向いていますが、拡大縮小や色の置き換えに適していません。つまり、目的に応じたバリエーションを作るのに向いていないのです。

ベクター形式は拡大縮小してもエッジがキレイに残るため、ロゴデザインに適しています。色変更も用意なので、複数パターンのロゴを作って依頼者に提案したり、後からディティールを修正したりできます。

ベクター形式のロゴを作るための参考程度にMidjourneyでロゴ作成をすれば、アイデアをビジュアル化してからデザイン作成ができるでしょう。ある程度デザインスキルを磨いたら、Illustratorなどのベクター形式のデザインが作れるデザインソフトに挑戦してみてください。作れるロゴデザインの幅が広がり、副業としての収入もアップするでしょう。

まとめ

Midjourneyはアイデアを広げるのにおすすめ

Midjourneyは幾度もバージョンアップを重ね、精度が高い画像を生成し続けています。「ロゴデザインを作ってみたいけれど、自信がない」と考えている人がいれば、ぜひMidjourneyを試してみてはいかがでしょうか。

いきなり商用利用できるデザインを作れるかどうかは、その人のデザインスキル次第ですが、やり方をマスターすれば一定レベル以上の画像を生成できます。デザイナーとして副業を始める第一歩として、aiが作ったデザインを参考にしてみてはいかがでしょうか。

Midjourneyで作った画像は、自分ですべてオリジナルのロゴデザインを作成する際の手がかりになります。圧倒的な情報量を使いこなして、副業として稼げるスキルを磨きましょう。