AIのPythonの副業は儲かるのか？未経験から始める方法を解説

AIのPythonの副業のおすすめポイントは？

①初心者でも学びやすい
②高単価で稼ぎやすい
③あらゆる用途に活用できる

この副業の注意点は？

①ある程度の知識が必要
②法律に触れないために確認することが重要
③案件を受けるのに時間がかかる場合がある

この記事は、、、

タイトルの結論から話すとPythonを活用した副業は、ある程度の学習は必要だと言えます。
そんなAIのPython（パイソン）についてやPythonの特徴、どういった副業なのか初心者でもできる案件はあるのかなどを解説しています。
この副業をするにあたって注意しなければならないことなど手順はもちろん案件を獲得するにはどこがいいのかなども記載していますので参考にしていただければなと思います。

	AIのPython
総合評価	3.0
収益性	4.0
初心者の挑戦し易さ	2.0
必要な時間	3.0

AIのPython（パイソン）とは？

Pythonって何？

Python（パイソン）は、プログラミング言語です。

プログラミングとは簡単に言うとコンピューターにさせたいことを順番に組み立てて行く作業のことです。
わかりやすく表現すると「コンピューターにしてもらいたいことを指示してその通り行ってもらうこと」で、日常的に使用しているスマートフォンやアプリ、家電などあらゆるサービスがコンピューターの処理によって成り立っています。

コンピューターにはあらかじめ、どのような処理をするのかを細かく順番に指示してあげる必要があります。その指示を書いたものが「プログラム」で、コンピューターは人間の言葉がわからないので「プログラミング言語」を使います。

「プログラム」と言う言葉は日常的にも発表会や式などで必ず使われているものです。始まりから終わりまで順番に書かれていて基本その通りに行われることがほとんどだと思います。

プログラミングで作る「プログラム」も、式や発表の「プログラム」と同じようにコンピューターにも処理してほしい順番に書かれます。その手順に従ってコンピューターが手順通りに処理してくれる仕組みになっているわけです。ちょっと難しそうだなと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そのプログラミングをPythonは簡単で覚えることも少なく、プログラミング初心者でも取得しやすいのが特徴となっています。

プログラミングでできることは何なのか？

■Web開発・Web制作

・個人が発信する情報を公開するブログサイト
・動画を自由に投稿・閲覧することができるYouTubeなど
・商品の売買・購入できるAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販
・Webページを検索できるGoogleやYahoo!
などなどWebサイトやWebアプリも全てプログラムで作られています。

■スマートフォンアプリの開発

今では私たちの生活でなくてはならなくなったスマートフォン、スマートフォンを更に便利に利用する為にさまざまなアプリをダウンロードすることだと思います。そのダウンロードしたアプリもプログラミングによって実現されています。

iPhoneやAndroidで配信されているアプリを開発することができます。
アプリの例を挙げると「LINE」「Instagram」「Facebook」スマートフォンで決済できるPayPayなどです。

■ゲーム開発

プログラミングではゲーム開発も可能で、キャラクターの動きやBGMなどのサウンド、ゲームのあらゆる動作がプログラミングによって動いています。技術の種類によって家庭用ゲーム、スマホゲーム、ブラウザゲームなど多種多様なゲーム開発が出来るようになっており最近ではVRなどのゲームも開発されています。

■AI（人工知能）の開発

人工知能AIって？と思われた方もいらっしゃるかと思います。
身近なもので言えば、スマートフォンの顔認証や音声を認証する「アレクサ」「Siri」などです。
他にも仮想通貨や自動車の自動運転システムにもプログラミングの技術が使われています。人工知能のおかげで私たちの暮らしは楽で便利になりましたよね。

■システム開発・分析

仕事を効率的にする為に在庫を管理するシステムや勤怠や給料を管理するシステム、新規事業の立ち上げやリモートワークの導入、顧客データの分析・Webデータの分析などです。
仕事をスムーズに行えるようにすることを目的とし、ビジネスの問題点を特定したり方針を決めたりすることに役立てることができます。

Pythonで稼げる額は？

Pythonで稼げる額は平均でいくらなのか気になる事だと思いますが、
初心者でしたら平均月単価50,000円～100,000円程度経験者だと月単価100,000円～200,000円前後とスキル次第では時給3,000円以上を目指すことができる案件もあります。

初心者でもできる「簡単なツール開発」や「データ処理系の案件」など初心者向けの案件なども多数あるので、数をこなし経験を積んで高単価を目指せるように頑張りましょう！

初心者でもPythonで稼げるジャンルは何？方法は？

1つ目はWebサイトの情報取集（スクレイピング案件）

Pythonで稼ごうと思っている方で、全くの未経験で初心者の方におすすめなのは「Webサイトの情報取集＝Webスクレイピング」です。

スクレイピングとは、Web上のサイトの情報を抽出・解析などする技術の事です。
大量な情報を収集し、使いやすく簡単に加工することをスクレイピングと言います。

Webスクレイピングで得られた情報は不要な部分は自動的に削除されるので、人の手でデータを収集するよりも大幅に時間の削減が出来るようになります。未経験でもそこまで難しい内容ではありませんが、案件によって難易度が変わってくるのが特徴です。

Webサイトの情報取集のスクレイピングは「著作権法」や「動産不法侵入」といった法律があるので法律に触れていないかしっかり確認することが重要になってきます。

初心者・未経験でもできる難易度が低いExcelのデータをPythonで自動化する案件などもありますので。そこから始めるといいかもしれませんね。

■スクレイピングする際の手順

①クラウドソーシングサイトなどから仕事を探し受ける。
②クローリング
（定期的にWebサイトの巡回し情報を収集・保存）をして対象のサイトの内部情報を収集
③収集したWebサイトのページを解析し、スクレイピングそして特定のデータを検索・抽出する④スクレイピングして抽出したデータを整形し保存または表示する⑤最終確認をし納期　　　

上記の一連の作業を行うためにライブラリやフレームワークを利用することが多いです。
Pythonでよく利用されているのが
「Requests（リクウェスツ）」
「Beautiful soup（ビューティフル・スープ）」
「Selenium（セレニウム）」を使ってスクレイピングされています。

Requests（リクウェスツ）はHTTPライブラリーでWebページを取得するもので、Beautiful sou（ビューティフル・スープ）は取得したHTMLから情報を抽出するためのものです。Selenium（セレニウム）はブラウザ操作をする際に利用します。

■Requests（リクウェスツ）とBeautiful soup（ビューティフル・スープ）の使い方

PIPをつかってRequestsをインストールします。
PIPとはPythonのパッケージ管理システムの事です。Pythonで作られたソフトウェアをインストール・アップデートするためのツールがPIPです。PIPを組み合わせることでプログラミングをスムーズに進めることが出来るようになり他の開発者が開発したPythonパッケージを簡単に導入することができ非常に便利です。

Requestsをインポートしてから
「get()関数でURLを指定」するとそのページの情報が格納されます。

例えば、
get(′https://〇〇〇〇.co.jp′)Requestsは基本的にそのWebページを取得してそのWebページを解析するためのライブラリです。実際にスクレイピングする際はHTMLを指定して情報を抽出したい場合が多いと思います。

そのような場合はBeautiful soup（ビューティフル・スープ）を活用すると便利です。
Requestsと同様にBeautiful soup（バージョン4）もインストールします。Beautiful soupをインポートしてHTMLを読み込みます。読み込んだら見やすいようにHTMLファイルを整形します。

HTMLを抽出するには
「find_all()、find()」と「select()、select_()」2タイプのメゾットを用います。
find_allは要素名に続いて属性ワードをキーワード引数で指定できます。selectはCSSセレクタが使えます。

Webスクレイピングする際はURLからHTMLを取得する必要がありますが、Beautiful soupはURLを指定することができないのでRequestsを使ってWebページを取得してそのデータを元にBeautiful soupを使って要素を抽出する方法を取ります。

YouTubeなどでRequestsとBeautiful soupの使い方について更に詳しく説明している動画がありますのでそちらを参考にするといいと思います。

■スクレイピングする際の注意点

Webスクレイピングする際にサイトによってはスクレイピングする行為を禁止されていることもあります。

理由としては大量のアクセスによってサーバダウンで利用者に迷惑がかからないように禁止している場合がほとんどです。スクレイピングが禁止されているサイトに関してはいかなる理由があってもスクレイピング行為をしてはいけません。

「Webサイトの利用規約」でスクレイピング禁止かどうか確認するようにしてくださいね。
契約違反してしまうと「著作権法」や「動産不法侵入」などの法律に触れてしまい違約金や損害賠償請求に発展する恐れもありますので、相手先の指示に従って情報収集をするように心がけてください。また対象のサイトに負担をかけないようにすることも重要です。

情報収集する際に短時間に何度もサイトにアクセスを繰り返してしまうと相手のサーバに負担をかけてしまいます。負担によってサーバダウンしてしまったりとアクセス障害が起きてしまうと相手の運用に迷惑がかかってしまいますので短時間にアクセスしないようにしましょう！

スクレイピングする際には相手に迷惑をかけないこともポイントの1つとなってきます。
また未経験者でも出来る案件もありますが、ある程度の知識はあった方が円滑に進めることができるので勉強はした方がいいと思います。

YouTubeなどで無料で勉強できますし、画面をずっと見るのはむいていない方でもラジオ感覚で勉強できる動画などもありますので直ぐに案件を受けずに一度は動画などを見たうえで受けるようにして下さいね。

■2つ目は記事の執筆

プログラミングの開発したりする仕事だけではなくAIやITなどに関することを記事に掲載しているメディアも多く、知識や書くことが好きな方、文章力に自信があるかたはライターで記事の執筆や記事の編集の副業もおすすめです。

文章を書く際のルールやIT・AIの基礎知識さえ覚えれば誰でも簡単にチャレンジできる案件だと思います。記名原稿になってくるとレベルは高く、文章力以外にもIT・AIに関する十分な知識が求められるようになるので初心者でもOKな案件からこなすようにしましょう。

気になる単価ですが案件によってまちまちで初心者は1文字1円程度からのスタートで、経験次第では1文字5円以上も見込める内容になってきます。募集されている案件の文字数も2,000文字～4,000文字が多いので無理なく受けることができますし1文字1円なので1案件4,000円と単価も悪くないと思います。中には10,000文字の案件などもありますので自分ができる案件を受注するようにしてくださいね。

また経験豊富な方であれば記事の執筆だけではなく記事の監修も選択肢の1つとしてなってきます。記事の監修では、記事の内容の正しさをチェックしたり指摘や修正などを行います。

相場は10,000円からが多く経験によって変動します。また記事監修に関しては記事監修者として名前や写真が載る場合があります。

■記事執筆・監修の手順

・記事の執筆は、クラウドソーシングサイトから仕事を探し案件を受ける。

事前情報を頭に入れる（題材など）実際にそのキーワードを検索や人に聞いたりしてリサーチする。構成や求めているものは何なのかを考えながら執筆していきます。執筆が出来たら最終確認をして提出する感じがだいたいの流れになっています。

手順は決して難しくないのでしっかりテーマに沿ってリサーチして執筆すれば問題がないと思います。提出後修正などがあれば案件を受けた会社から修正依頼がきますので修正し再度提出することもあります。

記事の執筆を経験されたことがない方でも未経験からでも出来る案件もあり、未経験者でもわかるように説明してくれるところもありますので始めやすい副業だと言えます。

・記事の監修は、記事や原稿を監修者がチェックし内容の誤りや不確かな情報が含まれていないかを確認し修正する。監修者になる為には、優れた専門知識や資格保有者、知名度や実績などが重視されるので記事監修案件をしたい方は実績または資格を保有することでアピールポイントできると思います。

■記事執筆・監修での注意点

自分の執筆ペースを把握することが大事です。
案件によって文字数が変動するのが記事執筆の特徴でもありますので、受ける案件にどれだけの時間を使うことができるのか週何日で考えてるのかを把握することがポイントになってきます。

記事の執筆にも納期期限が必ずあるので、自分の執筆ペースを把握していないと自分の限界以上の案件を受けてしまう恐れがあります。納期期限が遅れてしまうと迷惑をかけてしまうことになりますので注意しましょう。次に注意しなければならないのが「著作権」です。

どの仕事でもそうですが「著作権」がついてきます。
参考にした引用元を明確にする必要性がでてきます。
よくネット上で「引用元」「参考元」など書かれているのを見ることがあるのはその為です。

Pythonの案件探しはどこで？

Pythonの仕事を探すにはクラウドソーシングサイトやフリーランスエージェントなどに登録し探すのがはやいです。

クラウドソーシングは企業がインターネット上で不特定多数に業務を受注する「業務委託」の仕事です。IT系の募集も充実しているのでPythonで検索すればいろいろ出てくると思います。

初心者や未経験者歓迎などの案件もあるので実績がない初心者でも安心して案件を探すことができると思いますよ！フリーランスエージェントは実績を求められることが多いので最低実績1年以上になってから利用するのがいいと思います。

■クラウドワークス

1つ目はクラウドワークスです。
業界トップクラスの案件数なので案件が見つかりやすいのと初心者や未経験者でも可能な案件が多数あります。初心者の方でも探しやすく気負いすることなく業務を行うことが出来ると思います。

また実務経験を積めばスカウトの連絡が来るようになるので継続して仕事をするご縁にもなる可能性があったり、掲載されている条件より単価がいい案件なども届くようになったりするので探す手間が省けるようになったりするメリットがあります。登録手数料は発生しないので直ぐに登録することができるので直ぐに副業を探したい方には良いサイトだと思います。

実際に案件を受注して報酬を受け取る際は手数料が発生します。
仕事を紹介してもらった手数料として支払う「システム手数料」があります。
手数料は5％〜20％で基本的には20％かかると思っておきましょう。
10,000円の案件ならサービス料2,000円です。

報酬を受け取る際に損をしないためには楽天銀行を選択すると手数料を下げることが出来ます。
楽天銀行振込手数料税込み100円その他の銀行だと税込み500円と400円も変わってきます。
また出金方式も50,000円以上方式またはキャリーオーバー方式にすることで振込手数料を抑えることができるので手数料を節約したい人は気を付けるようにして下さいね。

■ランサーズ

クラウドワークスに並ぶ大手クラウドソーシングサービスサイトです。
案件数が多いのはもちろん副業やフリーランス向けのサポートが充実していると思います。

IT系の案件も多く未経験から出来る案件もありますが、スキルを求める案件が多いように思います。ランク制度もあり実績によってランクが変わってくるのも特徴の1つとなってきます。

ランクが上がれば直接依頼されることも増えてきます。また発注された案件を受注して契約が成立するとランサーズに代金が先に仮払いされるので業務さえきっちりこなせば仕事をしたのに報酬が支払われなかったなどのトラブルを防ぐことができます。

2022年10月に手数料の改定がされ20％だったのが一律16.5％になりました。
100,000円の案件でサービス料20,000円かかっていたのが16,500円になるので実際に受け取る報酬額が3,500円もアップします！

「システム利用料」を抑えることができるのでクラウドワークスと併用するといいと思いますよ。
他にかかる費用としては振込手数料ですが、楽天銀行が税込み110円、その他の銀行だと550円となっています。振込手数料を抑えるためにも2社とも楽天銀行が手数料の節約になってきますので覚えておきましょう！

■フリーランスエージェントを活用

フリーランスエージェントで探すメリットで言えば専門コーディネーターが自分のスキルに合った副業を探しサポートしてくれる点です。

Pythonの開発の経験が浅い方から経験実績が長い方など多くのPythonエンジニアが活用しています。Pythonの副業を効率よく行いたい方や今後副業として考えられてる方などは登録しておくと便利です。

登録する先によって受けられるサポートが様々で技術向上の為の勉強会や充実した福利厚生があります。

1つサイトの例を挙げると「アットエンジニア」です。
アットエンジニアは担当者が営業をしてくれるので自分で営業活動をせずに済むことです。効率よく案件の受注をしたい方には自分で探す手間が省けるのでおすすめです。またアットポイントを貯めると1ポイント1円としてAmazonギフト券に交換できたりします。

Amazonギフト券に交換するには5,000ポイント必要ですがプロフィールの指定項目を全て埋めたり、実際に稼働や紹介をすることで簡単に貯めれるようになっています。

基本的には経験者の案件が多いサイトにはなりますがエンジニアとして経験が浅い方でもトレンドの技術の勉強会や交流会などが開かれているのでスキルを磨くことが可能となっています。

経験を積んでから利用すると案件もスムーズに紹介してもらえると思いますので実務経験を積んでから利用するようにしましょう！