lotsful(ロッツフル)は初心者に副業サポート？評判と月収例

lotsfulのおすすめポイントは？

①新しい仕事に挑戦しやすい
②スキルを生かした仕事が見つかる
③転職やキャリアアップに役立つ

lotsfulの注意点は？

①業種に偏りがある
②高いスキルが求められる
③稼働時間は案件により異なる

この記事は、、、

副業マッチングサービスを探しているけど、それぞれどんな特徴があるのかわからないという人は多いのではないでしょうか。この記事では、数あるサービスの中からlotsfulの特徴や注意点について紹介します。

副業を始めたいけれどlotsfulが自分に合っているか心配だという人や、同業他社のサービスと比較したいという人はぜひ参考にしてください。登録方法やどんな案件があるかについても解説します。

	lotsful
総合評価	6.0
収益性	5.0
初心者の挑戦し易さ	2.0
必要な時間	1.0

lotsfulってどんなサービス？

lotsfulは副業マッチングサービス

lotsfulは、パーソルイノベーション株式会社が運営する副業マッチングサービスです。
企業と求職者の間に専任のタレントプランナーが入り、それぞれの希望に合わせたマッチングを行います。

lotsfulの目標は、新卒採用や中途採用では出会えない人材と企業を結びつけることです。

事業開発・拡大に必要なスキルを持った人材を「副業」という新たな切り口で紹介し、企業と副業希望者双方の問題解決を推進しています。

lotsfulの特徴①タレントプランナーがサポートしてくれる

lotsfulは「タレントプランナー」というスタッフが在籍していることが特徴的です。

タレントプランナーは
十分なキャリアカウンセリング経験を持ち、マッチングに必要な分析能力にも長けています。

大手人材会社パーソルのグループ企業が運営しているということもあり、サポート体制は手厚いです。どの事業にどんな人材が必要か、求職者にどんな副業の場が適しているか見極めてくれるため、未経験から副業、初めて副業を探す人でも満足のいく結果を得られる可能性が高まるでしょう。

lotsfulの特徴②ベンチャー企業の案件が多い

lotsfulにはベンチャー企業の案件が多数掲載されています。
割合としては、lotsfulに掲載されている案件全体のうち70%以上を占めます。

ベンチャー企業では事業拡大に際してデザイナーやマーケター、バックオフィス職などの業種に特化した人材が不足しがちです。そのため、即戦力として会社の創業や事業拡大に寄り添ってくれる人材を募集しています。

ワークフローを作るところから始めたい人や、企画の初期段階から考えたいという人は、lotsfulを利用すればこうしたベンチャー企業とマッチングできるかもしれません。

何らかの事業を立ち上げた経験があれば、
転職や昇進を目指す際のセールスポイントにもなるでしょう。

lotsfulの特徴③原則リモート出勤

lotsfulに掲載されている案件は、原則リモート出勤のものばかりです。

通勤時間を考えずに済むことから応募のハードルが下がるので、これまで挑戦できなかった職種や企業にもチャレンジしやすくなります。育児や介護などの都合で自宅にいる時間を長くしたい人や、自分だけの空間で作業効率を高めたいという人にもぴったりです。

ただし、企業によっては出勤が必要になる局面も考えられるため、面談の際に人事担当者とのすり合わせを徹底することも大切です。また、安定したインターネット回線や、静かにWEB会議ができる環境を確保する必要があるかどうかもチェックしましょう。

lotsfulを利用するメリット

異なる業種に挑戦しやすい

lotsfulをうまく活用すれば、本業と異なる業種にも挑戦しやすくなります。
同じ職種でも取り扱う商材や一緒に働くメンバーが異なれば、新鮮な気持ちで働くことができるでしょう。今の仕事がマンネリ化している人や、本業に使えるスキルを育てたい人は一考の価値があります。

例えば、普段はカスタマーサクセスを主業務としている人が副業で秘書として働けば、会社の中でどんなサポートを必要としている人がいるのか間近に把握できるようになります。副業での経験を通して、カスタマーサクセスのプロフェッショナルとしての素養を身につけ、より良い組織作りをすることもできるでしょう。

lotsfulには、一定レベルの実務経験があれば応募できる案件も多いです。
20代後半〜30代の正社員経験者であれば問題なく副業をスタートさせられます。もちろん、ハイレベルなスキルを持っていれば更なる高みを目指せるでしょう。

キャリアチェンジの足がかりになる

lotsfulは副業人材のマッチングを主目的としていますが、キャリアチェンジのツールとしても機能しています。異業種に転職したいけれどいきなり転職するのは不安があるという人は、lotsfulで副業を始めることでキャリアチェンジに必要な実務経験を積むことができます。

会社を退職してから新しい職場を決める場合、本当にその職場が自分の気質に合っているかどうか心配になる人もいるのではないでしょうか。

せっかく転職できてもすぐに辞めてしまいたくなる職場だったとしたら、労力をかける意味がありません。

お互いの相性を探るために試用期間を設けている企業もありますが、アルバイトやパート、契約社員として数か月働くことになり、時間がかかったり、一時的に収入が下がったりします。

副業であれば自身のキャリアを保持したまま他社でのお試し勤務ができるため、時短にも収入をキープすることにもつながるでしょう。副業は社会人にとってのインターンシップ的な役割も果たしているのです。

また、lotsfulは卒業制度を利用するチャンスがあります。卒業制度とは、lotsfulを介した業務委託契約が終了したあとに個人と会社で直接取引できる仕組みです。実際にlotsfulでの契約後に正社員登用された事例もあるので、転職を見据えた働き方を模索するのに役立つでしょう。

サポートが手厚い

lotsfulの利用者には、1,000名以上の転職サポート経験や、ベンチャーを中心とした転職支援経験をもつタレントプランナーのサポートが受けられます。自分のスキルを言語化する手助けをしてくれるため、どんな副業が自分に合っているかわからなくても安心です。

また、報酬交渉や契約締結などの手続きもlotsfulのスタッフに相談できます。

いきなり企業と直接契約を結ぶのは抵抗があったり、法律に関する知識が不足していたり、業務委託という働き方に慣れていない人に向けたサービスが充実しているといえるでしょう。

lotsfulを利用するデメリット

職種に偏りがある

lotsfulはビジネス職中心のマッチングサービスです。また、おもにリモートワークができる仕事を紹介しています。これらの条件から外れる職種については、ほとんど募集がありません。

参考までに、lotsfulでカテゴリ分けされている職種一覧を紹介します。

・事業開発
・セールス
・マーケティング
・経営企画・管理
・人事
・広報
・カスタマーサクセス
・データサイエンティスト
・プロダクトマネージャー
・UI/UXデザイナー
・その他

その他に分類される職種は、ディレクターやコンサルタント、バックオフィス関連職など。

どれもパソコンを使ったビジネスワークがおもな仕事内容です。販売職やドライバーなど、体を動かす仕事などを探している場合は他のサービスを利用することをおすすめします。

完全未経験の人材は募集していない

lotsfulは、企業にハイクラスな人材をマッチングできることを強みとしています。そのため、各案件の応募条件は経験者向けのものばかりです。副業としてまったく新しい仕事に挑戦しようと思っている人は、希望に沿った案件が見つからない可能性が高いでしょう。

また、研修やサポート体制が手厚い職場を探している人もミスマッチが起きやすいです。

lotsfulで人材を探している企業の多くは自社にいない人材をアウトソーシングしようと考えているため、経験者のなかでも自分のノウハウを活かして主体的に動ける人材を探しています。

未経験の職種に応募する場合、その職種に生かせる職務経験が不可欠です。
例えば営業職の人であれば、マーケターを希望するなら市場調査や営業先選定の経験を、マネージャーを希望するならチームのマネジメント経験をアピールするなどの工夫が必要になります。

lotsfulはどんな人におすすめ？

本業が忙しいけど副業を探している人

lotsfulは本業が忙しい人におすすめの副業マッチングサービスです。

希望者には、丁寧なインタビューのもとでスタッフが一人ひとりに合った仕事を提案してくれます。
自分で仕事を獲得しなければならないクラウドソーシングサービスと比べると、手間をかけずに副業を探せるでしょう。

また、マッチングが完了したあとの諸手続きやオンボーディングについてもlotsfulがまとめて対応してくれます。求職者と企業の担当者は空いた時間を他の業務に専念できるため、ほかのマッチングサービスと比べて仕事を始めるまでの流れがスムーズです。

ベンチャー企業で働いてみたいビジネス職の人

lotsfulにはベンチャー企業の案件が多く掲載されています。
大きな企業や歴史の長い企業で働いているけれど、ベンチャー企業の雰囲気も味わってみたいという人にぴったりの副業マッチングサービスです。

本業で培ったビジネススキルを、ベンチャーならではの裁量が大きい環境で試すチャンスを作れます。今すぐ転職することは考えていないけれどいろんな会社での働き方を知りたいという人は、lotsfulを利用することで新たな発見があるかもしれません。

もちろん、すでにベンチャー企業で働いている人は即戦力として副業を始められます。大手企業で働いている人と同様に、本業と副業を比較して自分なりのキャリアプランを構築したり、パラレルワーカーとしての道を切り開いたりできるでしょう。

正社員経験がある子育て世代の人

家庭に子どもがいて、フルタイムで働くことにハードルを感じている人は少なくないのではないでしょうか。しかし、子どもが大きくなったらバリバリ働きたいという人にとって、今からどんな働き方をすればいいのかは難しい問題です。

たとえ正社員として働いていたとしても、時短勤務を選べばキャリアアップは望めなかったり、部署移動を余儀なくされたり、会社によってさまざまな課題があります。子どもが産まれたことを機に退職し、まったく異なる業種でアルバイトやパートとして働く人もいるでしょう。

しかし、副業をうまく活用すれば正社員経験を生かして将来的なキャリアアップを目指せるかもしれません。短時間でビジネス職としての実績を更新し、履歴書や面接でPRしたり、人脈を築いたりできます。子育てでキャリアにブランク期間を設けたくないという人にうってつけの働き方だといえるのではないでしょうか。

lotsfulはリモートワークの求人ばかりなので、職種によってはスキマ時間を活用できます。ミーティングの時間さえ確保できれば、子どもが学校に行ったあとや寝たあとなど、自分が動きやすい時間をフレキシブルに活用できるでしょう。

lotsfulの登録から仕事開始までの流れ

基本情報・スキルの登録

公式サイトのフォーマットに従って個人情報やメールアドレスを入力すると、新規会員登録できます。lotsfulは会員にのみ求人を紹介するサービスなので、まずはユーザー登録を済ませましょう。
希望者はFacebookアカウントと連携させることも可能です。

氏名や生年月日、職種などの基本情報を登録したあとは、自分がアピールしたいスキルを「タレントカルテ」というフォーマットに登録できます。得意な領域とその領域に関するスキルを入力する欄があり、領域は最大3つまで入力可能です。

タレントカルテは複数の領域について説明できるため、業種をまたいだ仕事をしている人や、多彩な職歴を持つ人が自分の強みをアピールしやすくなっています。スキル入力欄は文字数が多めに設定されているので、達成した業務の例も書き添えておくと効果的です。

また、スキルの入力内容に自信がない人は、タレントプランナーによる添削を受けることも可能です。

任意の案件に応募する

自分のデータが登録できたら、やりたい副業の案件がないか検索しましょう。
検索画面では「キーワード」「職種」「テーマ」の3つを使った絞り込みが可能です。

キーワードは任意のワードを入力して検索する機能、職種とテーマは選択することでlotsfulが設定したカテゴリごとに仕事を絞り込める機能です。例えばlotsfulの副業案件は、以下のテーマのうちいずれかに分類されています。

・新規事業開発
・テクノロジー活用
・ベンチャー支援
・人・組織づくり
・経営層直下
・サービス企画
・地域貢献

職種だけでなくやりたいテーマに沿った仕事を探すことで、新たなキャリアを歩むこともできるでしょう。希望条件に合った案件に応募すれば、このステップは完了です。

選考結果を確認

任意の案件に応募してから1～2週間程度で選考結果が届きます。マイページの応募履歴一覧から結果を確認してみましょう。マッチングが成立していない場合のステータスは「マッチング不成立」または「マッチング中」です。

マッチングが成立した場合はlotsfulから連絡が届き、企業の担当者とlotsfulスタッフ、求職者による3者面談が行われます。

タレントプランナーによる事前インタビューを行った場合、マイページにlotsfulスタッフから非公開案件の紹介リクエストが届くことも。リクエストを承諾すると、自分で応募した案件と同様に3者面談が行われます。

諸手続き・業務開始

面談で双方のすり合わせが終わったら、いよいよ副業のスタートです。
面談で確認したことをもとに業務に取り組みます。

なお、lotsfulで募集している副業はすべて業務委託契約が必要です。金額交渉は営業スタッフを挟んで行うため、3者面談の前後に希望条件を伝えておきましょう。

lotsfulの契約と月収の実例

報酬の目安は月10万円前後

lotsfulで公開されている案件の報酬は、月額9～10万円以上となっています。
勤務時間やスキルによって差異はあるものの、最低金額として目安にするといいでしょう。

10万円以上の収入を希望するのであれば、たいてい高いスキルを保有しているか長時間働く必要があります。副業に割ける時間を加味したうえで交渉を進めましょう。

ちなみにlotsfulの調査によると、lotsfulでマッチングが成立した人の労働時間は1か月あたり平均25時間が目安です。例えば、週4日・1日1～2時間ずつ働くと1か月あたり約25時間となります。自分がどのくらい働けるのか、実際にタイムスケジュールを立ててみると時間と報酬の間隔が掴みやすくなります。

契約期間はさまざま

lotsfulにはさまざまな副業案件があり、契約期間は会社の意向によって異なります。
契約期間は企業によって異なりますが、1か月～1年単位と、幅が広いことが特徴です。検索画面では具体的な契約期間までわからないこともあるため、いつまで仕事を続けるのかすり合わせが必要です。

例えば、とあるイベントを企画・実行する人材が欲しい場合、イベントそのものが終われば契約も終了します。反対に、経営者直下で動いてくれる有能な人材を副業ワーカーのなかからスカウトしたいと考えている場合、副業としての勤務が終了したあとに企業から声がかかる可能性が高いです。

なお、lotsfulは派遣社員を提供するサービスではなく業務委託をサポートするサービスのため、契約が終了してからも個人と企業で再契約を結ぶことができます。双方が更なる長期的な契約を望む場合、問題なく手続きできるでしょう。

本業のパフォーマンスを上げるために副業を経験したいのか、転職を視野に入れて副業を始めるのか、利用する人の考え方によって仕事を選べることが特徴です。

lotsful利用者のよくある質問

複数の案件に応募してもいいの？

lotsfulでは複数案件に応募可能です。同時に選考を進められるので、効率よく副業を探せます。話を聞いてみたい企業があれば、気軽に申し込んでみましょう。

また、副業に慣れている人であれば複数案件を掛け持ちすることもできます。本業との兼ね合いもありますが、短時間の案件を組み合わせればより豊富な実務経験を得られるでしょう。もし複数の副業にチャレンジしたい場合は、タレントプランナーに相談してみてください。

手数料や利用料はかかる？

lotsfulは無料で利用できるマッチングサービスです。求職者に料金を請求することはありません。また、マッチングが成立したあとに報酬から手数料を差し引かれることもないため、金銭管理がしやすいです。

クラウドソーシングサービスなど、手数料が差し引かれる副業と比べるとお得に副業を続けられます。

確定申告は必要？

マッチング成立時のサポートはありますが、確定申告は必要です。lotsfulは準委任型の業務委託契約となります。

自分で書類を作成しなければならないため、確定申告に必要となるものは捨てずに管理しておきましょう。lotsfulからは、参考資料として前年度の支払調書が送付されます。

マッチング率を上げるには明確なキャリアプランが必要

副業の軸を決めよう

lotsfulは、自分のキャリアプランに応じてたくさんの求人に応募できる副業マッチングサービスです。幅広い副業から気になる案件を選びやすいですが、その分自分に合った副業とはどんなものなのか考えなければなりません。

通常の就職活動と同じように、まずはどんなキャリアを歩みたいのか丁寧にプランニングすることでマッチング率が上がるでしょう。自分の理想とする働き方が見えることで、事前にミスマッチを防げます。

導入事例からイメージを膨らませる

lotsfulでは、利用を検討している企業向けに過去の導入事例を公開しています。企業担当者だけでなく求職者にとっても参考になるため、キャリアプランや自分が副業している姿がイメージしにくい人はチェックしてみてください。

なお、導入事例は絞り込み検索が可能です。「職種」「企業規模」「課題」という3タイプのカテゴリによって分類されているため、自分が目指している仕事の条件に近いものを選んでみましょう。

企業がどんな人材を求めているのかを知ることで、タレントカルテに経歴を書く際や、面談の際に自分を売り込みやすくなります。また、自分が想像していた副業のイメージとのずれを減らすことにもつながるので安心です。

気になることは問い合わせる

lotsfulの検索画面からは、各案件の詳細がわかりにくいです。具体的な勤務時間や報酬面については面談の後に行われる交渉で確定することも。気になるけど申し込むかどうか迷ってしまう案件があれば、lotsfulに問い合わせてみましょう。

企業に直接問い合わせるわけではないため、余計な心配を増やさずに企業や案件の詳細な情報を把握できます。案件に応募する場合は会員登録が必須ですが、問い合わせは会員登録していない人でも可能です。

また、lotsfulにはタレントプランナーが在籍しているのでキャリアそのものに関する相談もできます。どんな副業が合っているのか自分の考えだけでは自信が持てない場合も、まずは問い合わせ窓口を活用するといいでしょう。