kakutokuの営業代行で副業は儲かるの？評判と最大月収公開

kakutokuのおすすめポイントは？

①求人を募集している企業の登録数が多い
②レベルが高い案件に挑戦できる
③勤務形態や条件が豊富

kakutokuの注意点は？

①登録にはkakutokuスタッフとの面談が必須
②一定レベル以上の営業スキルが求められる
③人気案件は競争率が高い

この記事は、、、

営業代行のマッチングサービスは数多くありますが、自分にとってどのサービスがぴったりなのか迷っている人は少なくありません。この記事では、営業職のフリーランスを対象にしているマッチングプラットフォーム「kakutoku」の特徴や注意点を紹介します。

kakutokuの報酬システムや過去の事例についても触れていますので、ご自身の希望条件に合った働き方ができるかどうか検討できるかと思います。他のサービスとの比較検討にぜひお役立てください。

	kakutoku
総合評価	5.0
収益性	8.0
初心者の挑戦し易さ	1.0
必要な時間	7.0

kakutokuってどんなサービス？

営業代行を専門とするプラットフォーム

kakutokuは、フリーランス営業職を企業とマッチングさせる営業代行専門のプラットフォームです。
社内や部署内に営業職が不足している場合など、セールススキルを必要としている企業から多種多様な案件が寄せられています。

専業フリーランスや法人としてkakutokuで活動しているセールスパーソンもいますが、本業で営業職として働いている人の副業探しの場としても十分に活用できます。

国内最大級のスケール

kakutokuは掲載社数が3,000社以上ある大規模なプラットフォームです。
少人数で人材が不足しがちなベンチャー企業はもちろん、コニカミノルタや日清グループ、朝日新聞など、大手企業からの依頼実績もあります。

企業ごとに抱えている営業課題はそれぞれ異なるため、興味のある案件やこれまでの経験を生かせる案件が見つけやすいです。自分がどのような副業をしたいかわからないという人も、豊富な案件を見ることで自分の方針を立てやすくなるでしょう。

プロ志向のセールスパーソンが多い

kakutokuに登録するためには、スタッフとの面談選考を通過しなければなりません。
一定レベル以上のセールススキルを持ったプロ志向の営業担当者が集まっています。

また、kakutokuには公認の「プロディレクター」というセールスチームが存在します。厳しい審査を突破した人のみがプロディレクターの称号を獲得し、精力的に難しい課題や大きな事業の営業活動を行っているのです。将来的にスケールの大きい仕事をしたい人は、プロディレクターになることを指針のひとつとしてもいいでしょう。

kakutokuの特徴

仕事内容が多岐にわたる

一口に「営業代行」といっても、その中にはたくさんの業務が含まれています。具体的な業務内容を細分化しようとすると、資料作成や顧客リストの洗い出し、インサイドセールス、ルートセールス、テレアポ、組織編成、KPI設計・管理など、枚挙にいとまがありません。

kakutokuには、これらすべての業務に関する案件があります。企業によって求めている人材は少しずつ異なるためです。企画段階やスキームの形成に携わりたい人も、実際に顧客と話し合って商談を成立させたい人も、数値管理が得意な人も、自分で仕事内容を選んで案件に申し込めます。

また、これらすべての業務を総合的に担当することも可能です。
場合によっては、ほかのkakutokuユーザーと共同して営業チームを作ることもあるかもしれません。

自分の営業スタイルによって申し込む案件に違いがあるかと思いますが、どの案件にも共通していることもあります。それは、担当業務の裁量が大きいことです。営業職の専門的な人材が不足しているクライアントからkakutokuに求人募集が寄せられるという仕様上、自分のスキルや経験を最大限活用し、担当者に提案しながら自律的に業務を遂行できる人が重宝されるということを念頭に置いておきましょう。

働く時間や場所の自由度が高い

kakutokuの案件は、週3日程度の稼働やフルリモートワークなど、時間や場所の自由度が高いです。営業代行を専門とする人でなくても、本業と両立しながら働ける条件がたくさんあります。

一方で、大手企業に関わる案件や予算規模が大きい案件など、仕事量のウェイトが重いものも少なくありません。将来的に独立して営業職のフリーランスになりたい人は、kakutokuで段階的に顧客の規模を拡大し、実績を作ることができます。

法人として営業代行することも可能

kakutokuのユーザーはフリーランスだけではありません。
法人化して、どんどん収益をアップさせている人もいます。営業代行を副業から始めてフリーランスとして独立したい人、さらにできることを増やすために法人化したい人は、法人として営業代行することも可能です。

kakutokuに登録したときはフリーランスだった人が、法人化してからもkakutokuで案件を受け付けている事例もあります。長く登録していると副業時代に付き合いがあった企業と再びマッチングできたり、個人では取り扱えなかったkakutokuの案件にチャレンジできたりします。

kakutokuの報酬システムは？いくら稼げるの？

kakutokuの案件はすべて固定報酬制

kakutokuの案件は、すべて固定報酬制がベースになっています。固定報酬とは、その名の通り月々の報酬が固定されているシステムのことです。個々の営業成績によって報酬金額が左右されないため、金銭管理がしやすくなります。

アポイントメント以外の業務にも集中しやすく、幅広い業務に対応できる人材を募集しているkakutokuらしい報酬システムだといえるでしょう。

ただし、条件によっては固定報酬にプラスしてインセンティブがもらえることもあります。
気になる人は、案件検索の際に注目してみてください。

他の報酬システムとの違い

固定報酬制とよく比較されるのは、成果報酬制という報酬システムです。
アポイントメントが取れたり、契約が成立したり、目標を達成するたびに報酬が発生するため、成果が大きくなればなるほど報酬が増えます。前述したインセンティブも成果報酬制の一種といえるでしょう。

固定報酬制と比べて、成果報酬制は単価が高いです。難易度が上がるほど報酬額も上がる傾向にあり、営業成績を上げてたくさん稼ぎたい人に向いています。

ただし、目標を達成しない限り報酬は発生しません。達成件数が少ないと時給換算したときに割安感が出てしまいます。

kakutokuでインセンティブが発生する案件は、固定報酬制と成果報酬制のメリットを組み合わせたもの。固定報酬制で最低金額を保証しつつ、インセンティブを課すことで高みを目指せる点が特徴です。

kakutokuに掲載されている案件の価格帯

公式サイトによるとkakutokuユーザーの平均報酬額は1か月あたり350,175円です。ただし、このデータには営業代行を本業とする人や企業も含まれるので注意しましょう。フリーランスから法人化したユーザーのなかには1年で1,000万円以上稼いでいる人もいます。

なお、営業代行をする側のユーザーには手数料や登録料が発生しません。求人募集に掲載されている金額がそのまま反映されるのでわかりやすいです。

登録から業務開始までの流れ

会員登録の方法

会員登録のプロセスは個人情報登録とプロフィール作成、電話面談の3ステップです。
登録したユーザーはSales Agent (セールスエージェント) と呼ばれます。

まず公式サイトから「アカウントを作る」というボタンをクリックすると登録画面にジャンプします。名前やメールアドレスなどの個人情報を入力すれば、第一段階は終了です。

次にkakutoku内で使うプロフィールを充実させます。顔写真や活動可能エリアといった基本的なことから職歴、営業スタイル、転職希望の可否まで、かなり細かい情報を入力可能です。プロフィールをできる限り埋めることで、自分の魅力をアピールできるでしょう。

最後にkakutokuスタッフとの電話面談を行います。
面談による審査を通過すれば、Sales Agentとしての業務がスタートします。

案件獲得までの流れ

kakutokuで営業代行の案件をゲットするには、求人情報にエントリーする必要があります。
まずは、検索画面から自分の条件に合う仕事がないか探してみましょう。

勤務地や就業時間、活かせるスキル、興味があるトピックなどで案件を絞り込んだら、入力フォームの指示に従ってエントリーします。

クライアントが承諾すればマッチング成立です。

マッチングが確定したあとは企業と打ち合わせを行います。エントリー画面やプロフィールで企業側に提示していた営業スタイルをもとに、詳細な営業支援プランを企業担当者と固めましょう。

報酬や勤務時間などの具体的な数字についてもこの段階で詰めていきます。

業務開始

事前に決めるべき事項が確定し、契約締結を完了すれば、本格的に業務を始められます。なお、活動状況はkakutokuのプラットフォームを利用できるので、一から自分で報告書やフォームなどを作る必要はありません。

活動状況の報告に加えて、営業代行に関する疑問があればkakutokuのサポートを受けられます。業務が完了したあとの報酬受取についても、kakutokuを利用すれば個人で契約するときよりスムーズです。

kakutokuはどんな人におすすめ？

転勤が多い営業職の人

リモートワークの案件が豊富なkakutokuは、転勤が多い営業職の人におすすめ。本業の勤務地が変わっても副業としての営業代行を続けられるため、いちいち新しい副業案件を探す手間がかかりません。

また、kakutokuによるサポートも受けられるので、忙しいときも自分で対応しなければならないことを減らせます。本業を続けつつ、無理のない範囲で営業代行の仕事を遂行できるでしょう。

フリーランスとして働くことに興味がある人

kakutokuには、企業に所属せずフリーランスとして営業代行を受け持っている人も数多く在籍しています。いずれは会社から独立してフリーランスになりたいという人は、kakutokuに登録しておけばメリットが多くなるでしょう。

例えば、副業として営業代行をした顧客から新たな案件を獲得したり、過去の営業代行の実績をkakutokuに登録した企業にアピールしやすくなったりします。登録データを引き継げるので、氏名やメールアドレスをはじめとした個人情報をいちいち入力せずに済むことも嬉しいポイントです。

スキルアップのために副業を始めたい人

kakutokuはプロの営業人材を集めているプラットフォームです。そのため、求人募集のなかにはハイレベルな人材を求めるものが少なくありません。自分の営業スキルがレベルの高い環境でも通用するか試したい人や、他社の仕事をすることでスキルアップしたい人に向いています。

たとえ同じ業種の同じような仕事を副業として始めることになったとしても、会社によって細かなポイントは異なります。ましてや他業種での仕事となれば、注意する点や意欲を持って取り組む点に大きなギャップが生まれるかもしれません。いずれにせよ、スキルアップにつながる新たな発見があるでしょう。

kakutokuにはどんな案件があるの？

事例①SaaS事業の営業開発

専任の営業チームがいない新規事業で、営業開発と営業代行をまるごと担当した事例です。販売シナリオを設定するところから取り組み、実際に顧客との商談を重ねながら売れる営業スキームを固めていきます。

営業代行を終了したあとも事業を成長させられるように、人材教育やルール決定に関わる業務も担当する点が特徴です。事業のコアな部分まで携わり、セールスのプロとして包括的な業務を進められます。

事例②社員研修の営業講師

最前線でセールス活動をしているユーザーに、新人研修の講師を依頼した事例です。
2泊3日の研修に同行し、メイン講師のアシスタント的役割を果たします。

主な業務は参加者のサポートです。時には参加者の行動に言及し、実際に営業職として働いてきた立場から気になるポイントを指導します。

研修のなかで自ら商材を売ることはありませんが、ルーティンワークでは得られない経験を獲得できる業務内容です。また、ひとつひとつの合宿は数日で終了するプロジェクトなので、本業と並行して働きやすいというメリットもあります。

案件が豊富だからこそやりたいことを明確に

この記事で紹介した事例はほんの一部です。
一般的なテレアポや商談のような営業代行の案件もあります。

たくさんの案件から自分に合ったものを探すコツは、やりたいことを明確にすることです。スキルを活かした営業がしたいのか、新しい領域にチャレンジしたいのかなど、わかる範囲から少しずつ自分の希望も絞り込むといいでしょう。

kakutokuの注意点

インセンティブがもらえないことも

固定報酬制をベースにしているkakutokuでは、インセンティブが貰えないケースが少なくありません。営業スタイルによっては、kakutoku以外で成果報酬制を採用している案件を見つけたときより損をしてしまう可能性があります。

単価が高めの案件や、条件付きインセンティブがある案件を探すなど、収入アップを目指すには工夫が必要です。

登録ユーザー数が多い

kakutokuは国内最大規模の営業代行マッチングプラットフォームです。求人募集をかけている企業数が多いのと同時に、営業代行をするユーザーもたくさん登録しています。

すでに多数の実績を持つユーザーや大手企業出身ユーザー、法人格を持つユーザーたちと、案件をもらうために戦わなければなりません。条件がいい求人情報を発見しても、マッチングが成立しないこともあるでしょう。

まったく営業スキルがない人はもちろん、経歴が浅い人は最初の案件を獲得するまでに苦労する可能性があります。

相性の悪い企業とマッチングすることも

企業側とのすり合わせが不十分な場合、相性が悪いと感じることがあるかもしれません。
契約成立前に十分なコミュニケーションを取ることが不可欠です。

マッチング精度を高めるためには、プロフィール情報の充実を図りましょう。自分がどのような人材なのか最大限わかりやすくすることで、企業の担当者も判断しやすくなります。

ここで重要なポイントは、スキルや経歴などを盛りすぎないこと。ある程度見栄えを良くしたり読みやすくすることは大切ですが、自分の力量以上のスキルを見込んだ企業とマッチングすると、双方にとって期待外れな結果が出てしまいがちです。当たり前のことではありますが、意識しておいて損はないでしょう。

プロ志向のセールスパーソンは検討の価値あり

年収アップにつながる

営業職としての市場価値を高めたい人は、kakutokuを活用することでポジティブな効果が得られるかもしれません。例えば、セールスパーソンとしての専門性が高い人は年収アップが期待できます。kakutokuのトップランカーは、
1年間で最大7,543万6,198円もの報酬を獲得しています。

そもそも、副業を始めるきっかけが「収入を増やしたいから」という人も多いのではないでしょうか。現状の年収に満足していない人はkakutokuをうまく活用して多様な職務経験と収入をゲットしてみるといいでしょう。

案件獲得に苦戦するなら他のサービスも併用しよう

副業マッチングサービスを提供している会社はたくさんあります。スキルが少なかったり、営業経験が浅かったり、kakutokuで求められている条件に自分の力量が見合っていないと感じたら、初心者向けのマッチングサービスとの併用を検討してみましょう。

営業代行としての経験や、副業としての働き方を他のサービスで身につけてから案件に申し込むことで、kakutokuでのマッチング率もアップします。プロフィールは随時更新できるため、他のサービスで得たスキルもこまめに入力しておくことをおすすめします。

時間はかかるかもしれませんが、長期的な目で見れば営業職としてのスキルアップが期待できるkakutoku。登録後も他のサービスや本業で実績を積み重ねながら根気よく案件に申し込み続けることで、新規顧客の開拓や収入アップも実現できるはずです。

営業のプロフェッショナルを目指す第一歩として、kakutokuで自分の営業スキルそのものを企業に売り込んでみてはいかがでしょうか。