ドテラの副業の注意点は？危険性と怪しさを安全面から解説

ドテラの副業の注意点は？

①マルチ商法を法律的に理解する必要がある
②製品を勧めたいからといって無理強いしない
③自分にあった利用方法で楽しむ

この記事は、、、

ドテラという高品質のエッセンシャルオイルを販売している会社があります。
製品は高品質でなんと、口にしても大丈夫なオイルだそうです。
子供から大人までどんな人にも使えるエッセンシャルオイルの魅力を多くの人に伝えようと、一風変わった販売方法で売り上げを伸ばしています。

その販売方法は違法なのか？合法なのか？…いいものを買うには裏がある！？

本当なのか？について説明したいと思います。ドテラという会社のことを気になった方、体によいとされるドテラのエッセンシャルオイルについて知りたい方に読んでいただきたいです。

ドテラって何？

ドテラという会社について

ドテラは2008年アメリカ・ユタ州でエミリー・ライトという女性が創業したエッセンシャルオイルの会社です。

エッセンシャルオイルとは植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質のことです。よく、アロマオイルマッサージやオイルの香りでリラックス効果をもたらすと言われていますよね。

ドテラはラテン語で「地球からの贈り物」という意味を持つそうです。
ドテラという会社は高品質な精油を通じて、愛用者に健康的で豊かな生活を送ってもらうことを目指しているようです。また、地球環境に負担が少なく、生産者も使用者も豊かになれるように
「世界のより良い変化を目指す」ということを使命においている会社だそうですよ。

会社のことを調べてみると地球にも利用者にも優しい、エッセンシャルオイルを販売している会社であることがわかりました。

精油のあり方を追求した会社

世に出回っているエッセンシャルオイルは販売するまでの過程で中間業者が入ることで中身をいくらでも細工できてしまう商品だそうです。

エッセンシャルオイルは、口に入れるものでも、薬でもないものですから、瓶に入れてしまえば中身がわからない状態になってしまいます。

原価率を落とせばそれだけ設けることができることも事実です。
いくら100％純粋なオイルとして提供しても、さまざまな加工物を混入させて販売することができてしまいます。そのため、皮膚が薄くやわらかい子供にも使える純粋で安全なエッセンシャルオイルを提供したいと考えたのが、創業者のエミリーだったそうです。

日本では、エッセンシャルオイルの品質に関する法律は定めていません。
「雑貨」という扱いです。そのため、品質の良いものを探す基準があいまいです。
そのため新しい基準を自らに課し、純粋で優れた品質のエッセンシャルオイルのみの提供をしています。この基準は確かな有効成分と高純度を約束したエッセンシャルオイルだけを提供しているので、かなり厳しい基準です。

エッセンシャルオイルは原液に触れてはいけないとよく言われますが、ドテラのエッセンシャルオイルは厚生労働省の認可を受けた、食用添加物や、現役を塗布しても安全であるとされた化粧用油という表記になっています。それだけ、品質にこだわったオイルであることがわかります。

自社の力で業績を上げてきたドテラ

このような高品質のオイルを販売するためには、様々な利権を断つことをきめました。

自分の家を担保にオイル販売に力を注いだのです。
その熱意と魅力が多くの人に伝わり、7年で1000億円の売り上げを達成しました。エッセンシャルオイル業界で１位の売り上げを今もなお保っています。しかし、ドテラは一般企業とは違い、株式会社でもなく、上場もしていない私企業です。
また、多くの会社はテレビCMや店舗を使った広告や販売をしていますが、愛用者が新しいお客さんに魅力を伝えるという方法で販売実績、売り上げを伸ばしていきました。

製品がドテラ社から愛用者に届けられるため、店舗や在庫がないことが他の会社と大きく違う点です。愛用者が魅力を新しい利用者に伝えていく。

その愛用者が自身が得た体験をつないでいくことで生の声が届き、800万人を越す会員となったようです。

ドテラの販売方法～怪しいといわれるのはなぜ？～

紹介者には報酬がもらえる！？

商品や企業について知っていくと、よりよい高品質のものを誰もが使えるようにという熱意を感じることができます。店舗や在庫がないことで実際の愛用者が新しい愛用者に魅力を伝えることで愛用者の輪が広がっていく…珍しく、そして素敵な広がりだとおもいます。…が、調べていくとどうやら、紹介者に報酬がもらえると…。おやおやちょっと、怪しいですね…。
販売方法についてこの章では深堀していきたいと思います。

ドテラ愛用者には紹介報酬があり、連鎖販売取引（マルチレベルマーケティング）という仕組みをとっているそうです。同じ言葉でも共通した形があるのではなく、それぞれの企業で特徴が異なるようですが、いろいろな企業で利用されているようです。

日本では「マルチ商法」とよばれています。
「ねずみ講」とよく一緒にされてしまいますが、その方法は全く異なります。

ねずみ講は無限連鎖防止法で禁止されている方法です。具体的には「儲かるビジネスがありますよ。
勧誘して高額の会員費を請求します。
他人を勧誘すると、会員費の半分が自分に、もう半分が上のメンバーに分配されていきます。(取り分は組織によって異なります)

マルチ商法と違って特定の商品を扱っておらず、勧誘による会員の登録料でまわしているので、勧誘ができなくなると収入が途絶えビジネス自体が継続できなくなります。勧誘するだけで金品が得られ手軽なため広がりやすいですが、上にいる人は得をし下にいる人は会員費を回収できず損をしてしまうしくみです。

一方「マルチ商法」は、特定商取引法の中で連鎖販売取引と定義されており、合法とされています。「この化粧品は質がいいですよ。」と商品を販売したり、「権利収入を得られますよ。」と、組織に勧誘したりすることを連鎖販売取引といいます。

ねずみ講とマルチ商法は組織がねずみが子供をうむように広がりをみせること、紹介で広がっていくこと、勧誘の仕方が似ていることから間違われてしまいます。ただ、マルチ商法は厳しい規制があるため違法とされていないだけで、法律をよく知る必要があります。法律を知らないがために迷惑な勧誘をしてしまう人がいて、商品を紹介すると「マルチ商法だ」「ねずみ講だ」と捉えられてしまい疑われてしまうことが多いようです。

ドテラがこの方法で販売しているのには理由があり、一般的な企業は製品が利用者に届くまでに広告会社や、小売店にコストをかけていますが、土手あでは直接製品を利用者に届けるためコストがかかりません。その分のコストを消費者に届ける前にかけるか、届けた後にかけるかの違いであり消費者に届けた後に紹介者に還元する形をとっています。

こう考えると、製品の良さを知っている者が新たな利用者に紹介する、そこに報酬がうまれることになるので必ずしも悪い商売方法とは言えないのでしょうか？そして、報酬を得られるからこそ、責任が生まれ顔の見える相手から買うことで、安心も生まれると思います。

信頼関係の構築は必須と言えますが、その商売の仕方に理解が得られ、双方納得の上であれば１つの形と捉えらえると思います。

ドテラの会員制度

ドテラは会員制で、入会金は3500円です。
この登録料を払うと、すべての商品を非会員価格より安く購入できるそうです。
毎月購入ノルマがあるわけではないようです。
登録料以外にかかるお金としては、１年後の更新料2000円です。
会員制度はホールセールカスタマーという紹介やセールス活動をしない一般的な会員と、ウェルネスアドボケイトという、会社と契約をして製品を販売することのできる事業主としても登録があります。

また、登録をせずに利用することもできます。登録費用や更新料に違いはないのですが、ウェルネスアドボケイトという製品を販売することができる会員は、最終購入日から何も購入せずに1年経過すると自動退会となるそうです。

会員にはお得な特典としてハーブのエッセンシャルオイル（3400円相当）がプレゼントされるそうです。ドテラのエッセンシャルオイルに魅力を感じる人にとってはうれしい仕組みではないでしょうか。このように会員制度があるので、自分だけがつかうのか、他の人にも紹介したいのか、まずは試してみたいのかによって会員制度が異なりますので、自分にあった方法で使用していくことが、トラブルを回避できる方法の一つだといえます。

会員の自主性を尊重するがゆえに勧誘方法がさまざま

マルチ商法という言葉だけ聞くと、言葉巧みに商品を購入するように誘われたとか、断り切れなくて購入してしまったという話をよく聞きます。しかし、ドテラは強引な勧誘はしておらず必ず入会するようにといった圧力はかからないようです。

購入も紹介もノルマはないようです。
しかし、会員の自主性を尊重するゆえに、１人でも多くのひとにドテラのオイルをつかってほしい、良さを知ってほしいという思いがつよく、勧誘されたほうに心理的に負担がかかることがあるのかもしれません。

自分はいいと思っても相手も同じように思ってくれるとは限りませんので、良さを伝える方法も一人ひとり考えなくてはなりません。それだからこそ、会員独自の方法が生まれやすく、中には「ドテラを使えと誘われた。マルチ商法じゃないか、やばい企業だ」という噂がたってしまったのかもしれません。

ドテラのオイルについて

高品質なオイルを生み出すために行うこと

ドテラのオイルは高品質であることを伝えましたが、どういうことなのか詳しくみていきましょう。

原料となる種の植え付けよりまえに、生産者が継続的に仕事と収入を得られるように、互いに有益になるように信頼関係を構築しパートナーとして始めているようです。

また、生産工程を管理するだけでなく、６０以上の検査を行い検査結果もすべて公表しています。世の中に出回っているオイルには不純物が入っている可能性が80％以上あるそうです。

意図的にではなく、製造工程の設備が不十分であることがほとんどのようですが、中には意図的に混入させている企業もあります。不純物を混入させれば、オイルのかさましや、長持ちが可能になるためです。したがってそのオイルを使用すれば体に害を及ぼす可能性もあることは否めません。

そういったオイルが作られることがないよう、まず生産者との信頼関係の構築、生産管理を行っています。

エッセンシャルオイルの作用

エッセンシャルオイルの香りは0.2秒で大脳辺縁系に到達して、感情、記憶、自律神経、ホルモンの分泌などに影響を与えるそうです。

混ざった香りは体に害を及ぼす可能性もあるので体に作用するものには品質が大切になってきます。
エッセンシャルオイルの香りには細胞膜を通り抜け、細胞内のウイルスを攻撃する働きがあります。

人間の細胞は毎日生まれ変わっているので、からだをより良い状態に保つのを促す効果があるそうです。そのため、高品質なオイルが重要です。アロマオイルといっても段階があり、アロマ製品、アロマオイル、エッセンシャルオイル、セラピーグレードがあります。

ドテラのオイルはセラピーグレードに属しています。そのため、香りや効能に差が出る、1番上のランクのオイルです。

エッセンシャルオイルの使い方

ドテラのオイルは高品質であるため、芳香、塗布、摂取ができるとされています。
芳香とはディフューザーで香りを嗅いだり、ハンカチに１滴たらしたり、浴槽の中にたらして香りを楽しみます。

塗布は、化粧水や乳液に混ぜて使ったり、アロマバスやボディトリートメント、マッサージに使用します。摂取は飲み物に入れたり、お料理やお菓子にいれたり、カプセルに入れて飲むこともできるようです。普通のエッセンシャルオイルではできない塗布や摂取ですが、ドテラは可能といわれています。摂取することで、デトックス効果がありますが人によっては、効果がききすぎてしまうことがありますので、オンガードやフランキンセンス、ココナッツオイルを混ぜることが必要です。

必ず製品の説明書、指示をみて行いましょう。体質に合わない場合もありますので、まずは芳香から楽しむのがいいのではないでしょうか。

ドテラの始め方

登録キットから始めてみよう

登録時のみに購入できる、登録キットは複数のオイルがセットになっており、登録料こみのお買い得価格のキットがあるようです。また、塗布するオイルがセットになっていたり、芳香を楽しむオイルがセットになっていたりと、自分がどのようにしよう使用したいかで選べるキットがそろっていますよ。

ロイヤリティー・リワード・プログラム注文を利用しよう

ドテラ製品にはお買い物ポイントがついており、１００ポイント以上で送料無料となります。

50ポイント以上の購入でポイントがたまり、還元率も高くなる仕組みです。
１万円分購入すると、最大3000円分のポイントがつき商品と交換できます。絶対に毎月製品を買わないといけないわけではないですが、購入することでポイント還元があり、お得に利用できる仕組みがあります。１つ１つの商品は少し高いですが…愛用者が長く続けられる仕組みがあることが多くのリピーターを増やしているカギともいえるでしょう。

登録方法

ドテラの製品を使い始めるためには上記で説明したように、ホールセールカスタマーという紹介やセールス活動をしない一般的な会員と、ウェルネスアドボケイトという、会社と契約をして製品を販売することのできる事業主としても登録、会員登録しない方法の３つの始め方があります。

自分のためだけに購入したい方は、インターネットや電話で簡単に登録できます。友達や家族の健康のために紹介したい人は書類を記入して登録する必要があります。会員登録をしないで購入する方は登録料、更新料ともに０円で好きな時に、気軽に試したい方、ドテラが採用する販売方法に不安がある方などはこちらの方法がよいでしょう。

登録方法は、オンライン・FAX・本社に出向く・電話登録が可能です。

報酬を稼ぐのは難しい？

ドテラを紹介する仕組み

愛用者が紹介した、新規登録者が登録後60日以内に購入した20%が支払われるファーストスタートボーナスというものが有ります。

このボーナスを獲得するには、新規紹介者が自分であること、100ポイント以上の定期購入プログラムを設定していること、同じ月のうちに定期購入の実績があることが必要です。

この定期購入プログラムが報酬を得るための必要な仕組みのようです。愛用者が紹介するだけでなく、新規登録者が商品を定期購入し、継続的に同月にまた購入する必要があります。
なかなか難しいですよね。紹介してなんとか商品は買ってもらえたとしても、どのように定期購入を促しているのでしょうか。

さらに難しい仕組み

ドデラの商品を定期購入プログラムで100ポイント以上購入してくれる会員を３人以上、自分を含めて合計600ポイント以上になると第１レベルの条件が達成となり、報酬が支払われるというパワーオブスリーボーナスという仕組みがあります。

ボーナスは３段階あり、それぞれの条件を満たすことで報酬が支払われます。

第１レベル達成では5,500円の報酬を得られます。
第２レベル達成では27,500円の報酬を得られます。
第３レベル達成では165,000円の報酬を得られます。

一見、3人でいいなら簡単に思われそうですが、600ポイントを達成するには新規会員を増やしたり、一人当たりの購入数を増やすなどの工夫が必要になってきます。
ポイントで考えると容易く見えるかもしれませんが、100ポイントは金額に直すと約14000円なので、自己負担で300ポイント分補填するとなると約42000円もの額になってしまいます。かなりの負担になってしまいます。

続けるのが難しい理由

上記のように、報酬を得るためにはかなりの負担があることがわかりました。
登録料も含まれている登録キットをすすめるのは、この600ポイントを達成する必要があるからということも考えられます。
また、報酬を得るためには自分1人ではなく、自分が紹介した人たちが同時に条件を達成する必要があるため、条件を達成できない人が増えて思うように報酬を得られないことと維持が難しいことも理由の一つです。

また、定期購入を継続的にすることで得られるポイントなので使い切るまえに在庫が溜まってしまうこともあるのではないでしょうか。それに、報酬を得るために増えた新規登録者に今後も使用し続けてもらうように、サポートしたり、新たな登録者をイベントに誘ったり、セミナーやミーティングに参加したりと時間や労力、金銭的にも負担があることからそう言った面で負担を感じた人により、ドテラの販売方法はよくないという噂が流れてしまった可能性があるのではないでしょうか

ドテラの販売方法のまとめ

個人的に楽しむ分にはとてもいい商品

ドテラのエッセンシャルオイルは、自然由来のものでとても高品質であることがわかりました。

そのオイルを個人で楽しむ分にはいいと思います。いい品を友達や大切な人に勧めたいという気持ちが生まれるのは当然ですが、その勧め方が独りよがりになってしまうと思わぬトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。いきなり人に勧めるための会員になるのではなく、お試しで購入できる会員から始めるのが良いのかもしれません。

マルチ商法について理解を深める

紹介した通り、マルチ商法は違法では有りません。しかし世間ではねずみ構と同じように捉えられ、マイナスの印象は拭いきれません。そのため、人に商品を勧めて買ってもらう場合には法律の理解を深め、自分も相手も納得した上で勧めるのがいいでしょう。あくまでも決めるのは相手ということを忘れずに、勧めた上でどうするかは相手に委ねる気持ちを持つことが必要です。

利益を上げることが難しいがために、必死になる会員もいる

最初は素晴らしい製品を多くの人に知ってもらいたいという純粋な気持ちでドテラを普及させた人も多いのではないでしょうか。しかし、そこにお金が関わってくると目的が報酬を得ることになってしまい、利益をあげよう、もっとお得に商品を得ようという気持ちが先立って、相手を思いやれない一部の会員による勧誘が、負担に感じさせてしまう原因になると思います。

ドテラの商品ではなく、よさを伝える愛用者のそれぞれのスキルが偏ってる理由が怪しい時思われてしまう理由ではないかなと考えました。

何かを利用するにはメリットもデメリットもありますのでよく調べて利用するのがいいでしょう。